ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門

  • 思想・哲学

後期ウィトゲンシュタインの代表作『哲学探究』をわかりやすく読み解く


『哲学探究』を、ひとりでよんでいくのはとても骨がおれる。最初は、とにかく何をいっているのか、さっぱりわからない。何が問題になっているのかが、そもそもわからないのだ。(中略)この哲学者の思考の癖のようなもの、かれ特有の考え方は、わかっているつもりだ。それを読者のみなさんに経験してもらうのが、本書のねらいだといっていい。『哲学探究』という本は、そこにかかれている体系や情報を手にするといったやり方からは、もっとも遠い本だ。ウィトゲンシュタインの思考の運動を体験するためだけの本なのである。(「はじめに」より)
  • 中村 昇(なかむら のぼる)(著者)
  • 価格(税込)
    1,980円
    体裁
    四六判 並製 288頁
    ISBN
    978-4-905706-84-7
    発刊日
    2014/05/06

    目次

    第一章 語の意味とは何か

    著者紹介

    中村 昇(なかむら のぼる)
    一九五八年、長崎県生まれ。中央大学文学部教授。中央大学大学院文学研究科博士課程満期退学。哲学専攻。
    著書に『いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか』(春秋社)、『小林秀雄とウィトゲンシュタイン』(春風社)、『ウィトゲンシュタイン―ネクタイをしない哲学者』(白水社)、『ホワイトヘッドの哲学』 『ベルクソン=時間と空間の哲学』 『西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か』(以上、講談社選書メチエ)、『ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門』(教育評論社)、『落語‐哲学』(亜紀書房)など多数。

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