解離と嗜癖 孤独な発達障害者の日本紀行

  • 文学
  • 教育・心理

ADHDとASDを併発した文学研究者が、訪れた先で心さらわれ、過去を思い起こし、
日本各地を「旅」する。現実と幻想が交錯する旅行記



コロナ禍による緊急事態宣言下の京都、
オタク少年が形成された大阪、
約束の地・神戸、
訪れた先で、 心はさまざまなものにさらわれ、さまよって動く
  • 横道 誠(よこみち まこと)(著者)
  • 価格(税込)
    1,980円
    体裁
    四六判並製 256頁
    ISBN
    978-4-86624-087-9
    発刊日
    2023/09/04

    目次

    ◎目次
    
    はじめに
    第一部 京都・解離・コロナ禍
    この旅について
    
    第一章 京都(一日目)
    第二章 京都(二日目)
    第三章 京都(三日目)
    第四章 京都(四日目)
    旅を終えて
    
    
    第二部 全国・嗜癖・人生を振りかえって
    書く前に
    
    第五章 大阪(1)――オタク少年形成史
    第六章 大阪(2)――辺境としての西成
    第七章 神戸(1)――約束の地
    第八章 神戸(2)――沢渡さん
    第九章 鳴戸
    第一〇章 東京(A)
    第一一章 坂井、金沢、勝山、仙台、石巻
    第一二章 東京(B)、箱根、真鶴、堺、尾道、宇部、下関、水俣
    書いたあとに
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    著者紹介

    横道 誠(よこみち まこと)
    京都府立大学文学部准教授。
    1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究。
    10歳の時にレトロなものに目覚め、数々のレトログッズを集めるようになった。
    いつでも店を始められそうなくらいの物量を保有している。

    単著に『みんな水の中 ──「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)、『イスタンブールで青に溺れる ──発達障害者の世界周航記』(文藝春秋)、『発達界隈通信 ──ぼくたちは障害と脳の多様性を生きてます』(教育評論社)、『ある大学教員の日常と非日常 ──障害者モード、コロナ禍、ウクライナ侵攻』(晶文社)、『ひとつにならない ──発達障害者がセックスについて語ること』(イースト・プレス)、『解離と嗜癖 ──孤独な発達障害者の日本紀行』(教育評論社)など、共著に『当事者対決! 心と体でケンカする』(世界思想社)、『海球小説 ──次世代の発達障害論』(ミネルヴァ書房)、『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(太田出版)など。

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