評伝 中勘助 下 懐郷の詩人

  • 文学

小説『銀の匙』の著者で知られる作家、中勘助の本格評伝!



孤高の詩人の知られざる生涯を追う。

漱石門下たちとの交流、家族との確執、人生における葛藤と苦悩……。

丹念な取材をもとに克明につづった評伝の傑作。没後60年記念出版

上巻は、誕生から「銀の匙」を書き上げるまで。
下巻は、「銀の匙」の新聞掲載から晩年まで。


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(おわび・訂正)2025年6月17日
本書第一刷(2025年5月22日発行)におきまして、本文中に誤りがありましたので、下記の通り訂正いたします。読者の皆様ならびに、関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
●ページの順番
誤:190,191,192↓
正:192,190,191
  • 高瀬 正仁(たかせ まさひと)(著者)
  • 価格(税込)
    3,520円
    体裁
    四六上製 464頁
    ISBN
    978-4-86624-114-2
    発刊日
    2025/05/27

    目次

    [上巻]
    第1章 「銀の匙」の時代
    第2章 中金一の洋行
    第3章 藤村操の死
    第4章 山田の羽織
    第5章 哲学者たち
    第6章 野尻湖の島守
    
    [下巻]
    第7章 叡山へ
    第8章 手賀沼のほとりにて
    第9章 平塚西海岸の思い出
    第10章 匂い菫に寄せる
    
    エピローグ
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    著者紹介

    高瀬 正仁(たかせ まさひと)
    1951年、群馬県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業、九州大学大学院修了。理学博士。数学者、数学史家。元・九州大学基幹教育院教授。
    専攻は、多変数関数論と近代数学史。オイラー、ガウス、アーベル、リーマンなど、数学の古典の翻訳を続けるとともに、岡潔と高木貞治の評伝を執筆した。
    著書に、『高木貞治とその時代』(東京大学出版会)、『評伝 岡潔(星の章、花の章)』(ちくま学芸文庫)、『岡潔とその時代(1,2)』(みみずく舎)、『人物で語る数学入門』(岩波新書)など。
    訳書に、ガウス『ガウス整数論』(朝倉書店)、ヤコビ『楕円関数論序説』(講談社)、オイラー『無限解析序説』(共立出版)など。

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