動物の民俗学

  • 文化
  • 歴史
ネズミ、ウシ、トラ、イヌ、キツネ、ネコ――。


人はなぜ動物に神を見いだし、ときに恐れ、ときに寄り添ってきたのか。民俗学の視点からひもとく人と動物の関係史。
それらを通して、日本人の暮らしと世界観を再発見する。
  • 吉田 扶希子(よしだ ふきこ)(著者)
  • 価格(税込)
    2,420円
    体裁
    四六判並製 328頁
    ISBN
    978-4-86624-136-4
    発刊日
    2026/07/16

    目次

    はじめに
    
    ネズミ/根に住む動物は害獣、十二支のネズミ、ネズミ対ムカデ、大国主命を救ったネズミ、神聖なる白ネズミ、大黒天の使者、子の日の遊び、福をもたらすネズミ、インドのネズミは尊い、食としてのネズミ、ネズミを飼う
    
    ウシ/日本に入ってきたウシ、ベコと赤ベコ、乳牛と肉牛と役牛、壬生の花田植え、薬になるウシ、神さまの乗り物、太宰府天満宮のウシ、善光寺参り、神の化身「牛鬼」、占術、大切なウシ
    
    トラ/トラはトラ、十二支のトラ、中国のトラ、日本のトラの皮・骨・肉、正体不明のトラ、
    伝説「虎御前」と「虎石」、虎の張り子、虎舞、見世物の珍獣トラ、『山月記』
    
    ウマ/ものを運ぶウマ、ウマを大切に育てる、おいしい「サクラ」、神馬から絵馬へ、埋葬されたウマ、鹿児島神宮の踊るウマ、行進するウマ、坂を上るウマ、流鏑馬、神事としての競馬、八朔のウマ、盆のウマ、厩舎に祀るサル
    
    サル/サルの交流、ヒトとの関わり、サルの信仰、猿田彦神、庚申信仰、厩猿信仰、
    昔話のサル
    
    イヌ/人とイヌの歴史、文献でみるイヌ、イヌのケガレ、イヌを食べる、お伊勢参りのイヌ〝おかげ犬〟、幸せ運ぶ白い犬と花咲か爺さん、神社のイヌ、犬神、太宰の犬嫌い
    
    タヌキ/日本三大狸話と昔話、幸運をもたらすタヌキ
    
    キツネ/名前の由来、毛皮とキツネ狩り、キツネと稲荷、キツネの子、キツネ憑き、
    妖怪「キツネ火」、化けるキツネ、好物の小豆飯と油揚げ
    
    ネコ/世界のネコの歴史、日本のネコ、ネズミと向かい合うネコ、食べるためのネコ、
    三味線になるネコ、化けるネコ、ネコマタ、祀られるネコ、招き猫とご利益
    
    おわりに
    
    *各項目は抜粋して掲載しています。
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    著者紹介

    吉田 扶希子(よしだ ふきこ)
    福岡大学人文学部文化学科卒業後、西南学院大学大学院博士後期課程国際文化研究科国際文化専攻修了。博士号(国際文化)取得。現在、西南学院大学非常勤講師。大学では民俗学を中心に講義する。留学生に対しても、日本の伝統芸能史、博多の祭りの講義を担当している。
    単著に『脊振山信仰の源流―西日本地域を中心として』(中国書店:2014)、編著に『圓教寺奥之院―圓教寺叢書第一巻』(集広舎:2018)、共著に『九州の山岳霊場』(高志書院:2025)がある。

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