チェコスロヴァキア軍団と日本 1918-1920

  • 歴史

「シベリア出兵」、もう一つの裏面史



日本の「シベリア出兵」の大義名分として掲げられた
「チェコスロバキア軍団の救出」
日本は武器支援をし、負傷兵を救出した。
私たちと「チェコスロバキア」の関係とは。
知られざる二つの国の交流史ーー。
  • 長與 進(ながよ すすむ)(著者)
  • 価格(税込)
    2,640円
    体裁
    四六判上製 288頁
    ISBN
    978-4-86624-077-0
    発刊日
    2023/03/31

    目次

    序 章 二つの国がいちばん近かった2年間
    
    第一章 T・G・マサリクの日本訪問(1918年4月)
    
    第二章 オロヴャンナヤ駅での邂逅―チェコスロヴァキア軍団と日本軍の「蜜月」とその後
    
    第三章 医療面での交流―東京の軍団の傷病兵とウラジヴォストークの日本人看護婦
    
    第四章 日本最初のチェコ語学習者の一人-山ノ井愛太郎をめぐって
    
    第五章 「交流美談」の頂点―ヘフロン号事件
    
    第六章 ハイラル事件(その1)―「藪の中」なのか?
    
    第七章 ハイラル事件(その2)―装甲列車オルリークと三者解明委員会
    
    終 章 カトリック府中墓地に埋葬されている軍団兵士について
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    著者紹介

    長與 進(ながよ すすむ)
    1948 年生まれ。早稲田大学名誉教授。同志社大学文学部卒、早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学、チェコスロヴァキア (当時)・ブラチスラヴァのコメンスキー大学哲学部に留学、1991 年から 2019 年まで早稲田大学政治経済学部に勤務、同学術院教授。 専攻はスロヴァキアの歴史と文化。

    著書に、『スロヴァキア語会話練習帳』『スロヴァキア語文法』(大学書林)、訳書に、ヤン・ハヴラサ『アイヌの秋ー日本の先住民族を訪ねて』(未来社)、ヤーン・ユリーチェク『彗星と飛行機と幻の祖国と―ミラン・ラスチスラウ・シチェファーニクの生涯』 (成文社)、共編著に『世界のことばと文化シリーズーロシア・中欧・ バルカン世界のことばと文化』(成文堂)など。

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