〈永遠のミサ〉 西洋中世の死と奉仕の会計学

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あらゆる生者と死者に捧げられる、おびただしい数のミサ




煉獄の思想の発展以降、救済のためのミサを望む人々によって、教会への財産の遺贈や基金の設立が盛んに行われた。これらは単なる信心行為だったのか。本書では、信徒たちから募った金銭や祈り、善行という「預金」を社会に適切に振り分ける「銀行」としての教会を視座に、中世ヨーロッパのキリスト教と財産・富の関係を再考する。
  • 印出 忠夫(いんで ただお)(著者)
  • 価格(税込)
    3,850円
    体裁
    四六上製 272頁
    ISBN
    978-4-86624-123-4
    発刊日
    2025/10/21

    目次

    序 章 「銀行」としての教会
    第1章 中世末期の社会 
    第2章 中世人と死――彼岸と此岸 
    第3章 救済の計画としての遺言書 
    第4章 罪の償いとミサの設定 
    第5章 教会への基金の設立――十四世紀アヴィニョンのシャペルニー 
    終 章 この世の究極の「所有権者」とは 
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    著者紹介

    印出 忠夫(いんで ただお)
    1957年生まれ。上智大学文学部、同大学院文学研究科で学ぶ。歴史学博士(フランス・社会科学高等研究院)。専攻はフランス中世史。弘前大学専任講師を経て、聖心女子大学現代教養学部教授。
    共著に、『キリスト教の歴史1 ― 初期キリスト教~宗教改革(宗教の世界史8)』(山川出版社、2009年)、『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史』(ミネルヴァ書房、2013年)など。
    訳書に、A. アマン『アウグスティヌス時代の日常生活(下)』(リトン、2002年)、M. ヴォヴェル『革命詩人デゾルグの錯乱 ― フランス革命における一ブルジョワの上昇と転落』(共訳、法政大学出版局、2004年)。

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