ジョージア映画全史

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ソ連時代の抑圧と人々の抵抗、
独立後の混迷から今日まで



巨匠フェリーニ監督が
「私を不覚にも泣かせる全てがある」と称賛した
ジョージア映画の全貌に迫る

それはこの国の長く波乱に満ちた歴史と個性的な文化、
映画人の誇りと情熱、闘いの記録にほかならない
  • はらだ たけひで(はらだ たけひで)(著者)
  • 価格(税込)
    3,520円
    体裁
    A5上製、494頁
    ISBN
    978-4-86624-102-9
    発刊日
    2024/08/02

    目次

    目次
    第1章 ジョージア映画の誕生――ロシア帝政末期 
    第2章 ジョージア映画の草創期――独立からソヴィエト政権下へ 
    第3章 抑圧と粛清――スターリン時代の暗黒 
    第4章 世界大戦と戦後の窮乏のなかで 
    第5章 ジョージア映画の再生と新しい波 
    第6章 百花繚乱のジョージア映画 
    第7章 ジョージア映画の成熟と発展 
    第8章 改革、そしてソ連邦の崩壊へ 
    第9章 独立後の混迷、激動する世界で 
    終章 ジョージアという魔法 
    〈年表、本書におけるジョージア映画の監督と作品、参考文献〉
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    著者紹介

    はらだ たけひで(はらだ たけひで)
    画家・絵本作家/ジョージア映画祭主宰。
    1954年、東京都に生まれる。1975年から2019年まで、東京・岩波ホールで世界の名作映画の上映に携わる。1978年に映画「ピロスマニ」の公開を担当して以降、ジョージア文化、特に同国の映画の紹介に努め、2018年、2022年、2024年にジョージア映画祭を開催する。
    絵本に『パシュラル先生』のシリーズ、『フランチェスコ』(ユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞)、『子どもの十字軍』(訳・絵)など多数。挿画も『ダギーへの手紙』(E・キューブラー・ロス)、『十歳のきみへ』(日野原重明)、『森のお店やさん』(林原玉枝)など多数。
    ジョージア関係の著作に『グルジア映画への旅』、『放浪の画家ニコ・ピロスマニ』、『放浪の聖画家ピロスマニ』などがある。
    2022年にジョージアの各都市で「聖ピロスマニ」と題した個展(在ジョージア日本大使館主催)が開催される。日本における画家ピロスマニとジョージア映画の紹介に対して、2019年にジョージアのピロスマニ祭で感謝状、2022年にジョージア外務省から文化功労賞「ジョージアの友人」、2024年に在日ジョージア大使館からジョージア日本友好賞が授与される。

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