東ドイツ小都市ズールの総合技術授業1958年-1989年 人格の全面発達をめざした教育の実相

  • 教育・心理
  • 歴史
1958年から1989年まで、東ドイツの教育を特徴づけた総合技術教育。そのコアに在った総合技術授業と生徒の生産労働は、どのようなものだったのか!
統一後、ほぼ全否定された教育の詳細が、四半世紀以上経って、ようやく回顧され明確になった!
総合技術の教師を20年以上務めた原著者の回顧録を、日本の「東ドイツにおける総合技術教育」研究の第一人者が翻訳と解説をおこないました。
原著掲載の写真の多くをそのまま掲載(41点)し、総合技術教育に無縁な日本人にもその実相を詳しく理解できる本です。
  • グンター・ドレスラー(ぐんたー どれすらー)(著者)
  • 三村 和則(みむら かずのり)(訳者)
  • 価格(税込)
    2,750円
    体裁
    A5並製268頁
    ISBN
    978-4-86624-093-0
    発刊日
    2023/12/07

    目次

    訳者 はじめに
    〈訳者による解説だけの特別な節1〉総合技術授業、総合技術センター、総合技術スタッフ
    総合技術上級学校(POS)―とは何だったか?
    1976年の学校のある特別な一日
    ズールの総合技術授業年表
    すべてはどのように始まったか―党が道を決めた
    1968年における修正
    〈訳者による解説だけの特別な節2〉総合技術授業が提供した技術教育の水準とは
    新しい教科のための新しい教師
    生徒はつらい目にあった
    国営企業 車両・狩猟用武器工場「エルンスト・テールマン」ズール FAJAS
    国営企業 電化製品工場 ズール EGS
    国営企業 住宅建設コンビナート「ヴィルヘルム・ピーク」ズール WBK
    〈訳者による解説だけの特別な節3〉新しい総合術センター
    生徒の労働: 教育か、それとも単なる生産か?
    教師、実地指導員、実践家
    「古参」教師から「新参者」教師まで―3人の伝記
    教育システムへの組み込みについて
    少女たちには特別な教科
    コンピュータが来た
    遠くズールからベルリンの専門誌に投稿
    終焉
    アジアでのキャリア
    何が残ったか? 回想と評価
    訳者 注
    訳者 あとがき
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    著者紹介

    グンター・ドレスラー(ぐんたー どれすらー)
    Dr.Gunter Dreßler
    1947年、ドイツ(旧東ドイツ)メラーネ生まれ。1965年から1969年までエアフルトで学業を修め、その後ズールで20年近く総合技術の教師として働く。この期間、エアフルト教育大学で助手を務め、1977年に博士号を取得。1990年以降、彼はまず教員研修及び南チューリンゲン商工会議所で働き、その後17年間、南チューリンゲン手工業会議所の経営者教育を管理。
    著書に“Lauschaer Glas-Glasgeschichte und Glasgeschichten”(ラウシャグラス――ガラスの歴史とガラスの物語)2014、Wehry Verlagなど。
    三村 和則(みむら かずのり)
    1961年、宮崎県生まれ。1983年、広島大学教育学部教育学科卒業。1989年、広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得退学後、広島大学教育学部助手。1991年、沖縄国際大学講師、1994年、沖縄国際大学助教授、2000年、沖縄国際大学教授。
    研究テーマ: 授業研究方法論、学級集団づくり方法論、ドイツの総合技術教育の遺産。
    総合技術教育に関する論文として「東独教育課程の特質と変遷」日本教育方法学会『教育方法学研究』第14巻、「教科間結合の構想と総合技術教育」『広島大学教育学部紀要』第38号第一部、「ドイツ総合技術教育実践の実相―1970年代初頭の『生徒の生産労働』の場合―」『沖縄国際大学人間福祉研究』第11巻第1号など多数を執筆。

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