ドストエフスキイと日本文化

漱石・春樹、そして伊坂幸太郎まで

 

井桁 貞義(いげた さだよし)(著)

ジャンル 人文
内容 日本の作家たちは、なぜドストエフスキイにひかれるのか
本国ロシアをはじめ国際的に評価されるドストエフスキイ研究者が世界でも稀有とされるこの問いに挑む。そして、作家たちがどのようにドストエフスキイを自分のものにしていったのか、について迫っていく。
価格(税込) 3,024円 体裁 四六判 上製 255頁
ISBN 978-4-905706-58-8 出版日 2011/3/26
社団法人日本図書館協会の選定図書に選書されました。

目次

  • 第一部:黎明期
      第一章 漱石とドストエフスキイ
      第二章 『レ・ミゼラブル』『罪と罰』『破戒』

    第二部:戦後日本のドストエフスキイ
      第三章 ドストエフスキイの時代
      第四章 ドストエフスキイと黒澤明

    第三部:現代日本のドストエフスキイ
      第五章 『白痴』と「無力なイエス」
      第六章 大江健三郎と〈祈り〉
      第七章 村上春樹とドストエフスキイ
      第八章 現代へ、そして未来へ

著者紹介

井桁 貞義 (いげた さだよし)

1948年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。日本ロシア文学会元会長。専門はロシア文学、比較文学、異文化コミュニケーション論。NHKテレビ「ロシア語会話」(1995-96年)などの講師も務めた。第三回国際ドストエフスキイ・シンポジウムで初めて日本でのドストエフスキイの読まれ方を紹介。また、ロシア語論文が本国の論集に再収録され、ポーランド語に訳されるなど、国際的にも評価される。
著書に『ドストエフスキイ』(清水書院)、『ドストエフスキイ 言葉の生命』(群像社)、訳書に『やさしい女・白夜』(ドストエフスキー、講談社)、『ハルムスの小さな船(長崎出版)、編著に『コンサイス露和辞典』(三省堂)など多数。

読者メッセージ

漱石と関係があった事に驚きました。また、最後の方にハンチントンが登場したりして、本のその後を知りたくなりました。 (60歳代 男性)

ドストエフスキイの評論は様々で少々難解なものもある中で、この評論は読みやすかったです。 (70歳代 男性)

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インフォメーション

2012年2月17日付の「図書新聞」に書評が掲載されました。(富岡幸一郎氏評)
2011年5月27日付の週刊「読書人」に書評が掲載されました。